感動しました。
うううう、もういいくつねると・・・ですね。
11月も最終週ですね。
まあ、でもそんな中、すごい事がおこったのですねえ。
どんな事が起こったかと言いますと、ある1人の女性のお話。
彼女はそうですね、私のところにご縁があってこられてから、数年経ちますが、来た当初は、心身ともに
何かに疲れていたような、頑張っていたような。
今考えると、彼女もずっと探していたのかなあ。って
思いますが、症状は具合が悪くて来られたわけでは、
無かったのですね。
最初はご主人の肝臓での数値が高いので、何か良いものないか、とのお話で。
それから、ご夫婦とも代替医療のほうで健康を維持されて来られて。
で、ご主人は今は現役で働いておられるので、ほとんど奥様との話しに。
ご主人の話を聞いているうちに、ご主人より奥様のほうがもしかして、悩んでいらっしゃるのかしらとおもい、少し彼女に視線を向けてみたのですね。
そうしましたら、彼女の今までの状況から何から話してくださって。
で、実は、今までもあったらしいのですが、自分の感情を言うのに、しらふでは、言えなかったのね。
だから、いつもお酒を飲んで、夜、夜中まで、たまには、朝まで飲んで、その自分の感情を親にもぶつける、ご主人にもぶつける。
まあ、そうするとご主人も寝られず、次の日も
そのまま仕事に行く日が多くなって。
それでも、彼は、じっと耐えて。
でも、実は、そこに彼の体の本音が出てきたんでしょうね。
身体がボロボロでね。
当店に来る前は、入退院を繰り返していて。
彼女は彼女で、次の朝がっくりと落ち込み、自分で、どうして良いか解らなかったのね。
ふむふむ。
それで、私もまずは、奥さんをしっかりと受け止めようと、私なりの事しか出来なかったけど、話を聞いて見たのね。
もちろん、彼女も自分で、考え勉強してきたのね。
それからどんどんご自分を表現できるようになってきたんですね。
そう、潜在意識の中の親に対する怒りも、憎しみも
ある事に気づき、出す事も問題ではなく、よいこと
と捉えれられるようになって来て。
それから、随分とその酔ってお母さんに絡んだり、ご主人に絡むことも少なくなっては来たんだけど、いまいち、彼女もスッキリせず、私もこれから彼女はどのようにしたいのかわからず。
これもタイミングだったのでしょうか。
私もしっかりと彼女と向き合ってみていなかったかも知れないと思い、まず彼女が何を望んでいるか質問してみたんですね。
『本当に望んでいるものは何なんだろうね。』
『んんん、自分でも自分の事、わからないかも。』
そりゃそうだよね。
だって今まで、人には話せれないくらいの親との問題が山済みで、辛い思いも、苦しい思いも、精神的、肉体的に受けてきたんだもんね。
だから、自分を見るだなんて、ぜ~んぜん解らないよね。それもどうやってみるかも解らない。
考えちゃいけない。母親、父親の言うと通りにしていれば良い。あんたはダメ、無理。
これしか言われてこなかったんですもの。
当然ですね。
でも、彼女はそこから抜け出したかった。
だから、私のところにも来たかも知れないねって。
私も彼女の育った境遇には全てわかるはずもなく、
ただ、ただ、共感していっただけで。
そして、一緒に考えていっただけかなあ。
それと自分を見る見方を伝えただけかなあ。
それから、数日が経って、つい先だって彼女から電話を貰って。
『先生、私自分を見てみてわかったんです。
今まで、ずっと自分はアルコールを飲んで、母や主人に当たり散らしていて、それはあんたが悪い、私はもっと愛されたい。欲しい、欲しい。って思っていたんだけど、その自分の感情に実は、酔いしれていて、そしてそれを自分で、握っていたんだと。自分で自分の感情を縛っていただけで、何も相手は悪くない。』って。
『そっかあ。』
『それが見えてきたとたん、おいおい泣いてしまって。』
『そうですか。おいおい泣いてね。で、その涙の意味は・・・。』
『んんん。その涙の意味は・・・そう思ったとたん、自分で自分が情けないと言うか馬鹿だったああ。って言う意味かなあ。』
『なるほど。』
『それから、いても経ってもいられなくて、すぐ母親に電話して、今までの事、あなたに愛してほしい、認めて欲しいって思って怒りとしてそれをぶつけていたけど、本当はあなたも私と同じで、愛情も無く、辛い思いをしたこともあったのね。だから私を愛せなくても、認めれなくても当然なのに、それを責めていた私を許して欲しいの。ごめんなさいね。』
って連絡されたそうです。
すっすっすごいですねえ。
感動ですよ。
この数年間私も彼女を見てきて、頑張る彼女も、努力する彼女もすごいと思ってきましたが、本当に彼女が欲しかった強さを手に入れたのですものね。
ずっとずっと彼女は自分は強くあらねばならないっていうメッセージのもと生きて来られた。
だから、親にもご主人にも厳しくあったって来たわけで。
そうしないと、彼女も立っていられなかったわけで。
でも、これが自分なのかといつも心の中はすっきりとせず、悶々と暮らしていられた。
それで、彼女に、お母さんへ謝った今のあなたの気持ちは、感情はどんな感じ?って質問をしてみたんですね。
そうしたら、
『なんかほっとしたような、スッキリしたような、寒いような、でも芯は暖かいような・・・。』
そうよね。
いままで、厚いコートを着せられていた、それを脱いだ瞬間なんだもん。
コートが無くても自分で自分を温められる。
その瞬間だもの、微妙だよねええ。
でも、これだけでも彼女は終わらなかった。
いつも、いつもご主人との仲も、もっと本音で話せれる、本当の意味での夫婦になりたいって、常々言われていて。
それを、私は絶対に出来るよ。って応援していて。
そしたら、ご主人にも今までの事を謝ったんですって。それも面と向かっては恥ずかしくて、言えないから、寝ている耳元で、そっとね。
『いままで、ごめんなさいね。それと、有難う。』
その後ご主人が店に来て、私が代弁して、
『奥さん感謝してるって言われてましたよ。』っていいましたら、ご主人、
『はい。実は寝ているふりをしていただけで、聞こえてました。』って“ぽっ”っと頬を赤く染めて
うれしそうに言われたのです。
くううううう嶺
に、に、にくいねええ。
って、あたしが言った事は余計だったのね。
だははは。@^^@
それが、11日22日の良い夫婦の時に
聞かされたんだからさああ。
それも、独身の私がよ。
おいおい。うらやましいいいってとこね。
まあ、それは別としても、彼女の強さはゆるぎない
所に来たようです。
途中、私が『大丈夫、全てはうまく行く。』とか、
『本当に望んでいるものは?』などなど数々の応援メッセージにも、本当にそうなるの?信じられないとか、何でそんな質問するの?とか、私に対抗感情を
持ったとも言ってくれました。
これは、カウンセリングの中では当たり前らしいです。
どうしても、人間は育った環境、言われ続けた言葉などを、大人になってから、子供のときの感情の過不足を他者にぶつけちゃうからね。
その自分で持った対抗感情までも見据えて、相手に
つまり私へ正直に話してくれた。
んんん。
すばらしい。
これが、本当に相手の顔色を伺わずに話をするってことだもね。
私がどのように思い描こうと、それは自分とはまた別の問題だからね。
そう、自分に自信もなく、不安を沢山、恐怖を一杯持ってくる方は、私の顔色も伺ってしまうんですね。
それは当然の事で、それがなくなって、本音で言い合える仲になれば、もう病気はどこかにとんじゃってるんもんね。
その本音って、本当にその人の事を思えばどんな言葉がこの人に必要かって出てくる事だよね。
んんん。
私も彼女を通してとても勉強になりました。
私自身、彼女の顔色を伺っていたきらいもあったかもしれない。
どうしても、嫌われる言葉は吐きたくないからね。
でも、私が変わらなくては、彼女の気づきには到底及ばないかもしれないと、日々自分自身、自問自答を続けておりました。
そして、今回このように彼女の気づきと、夫婦、親子が仲良くなれたことに感動をおぼえ、また、逆にわたしのほうも力を貰った気がします。
ううううう。
うれしいの一言ですね。
感動しました。
彼女との数年間をこの1日のブログに書くことは
難しいですが、毎日毎日数時間電話で話した事も、
一緒に泣いたり笑ったりした事も、今では、とても
良い思いでですね。
もちろん、これからも色々あるかもしれませんが、
今彼女は歩き出したのです。
もっと元気に、もっと力づよく立てること、歩ける事
祈りたいです。
そして、今自分を見ている方々にも、絶対に諦めないで欲しい。
必ず、光はあります。
どんなに真っ暗な道だと思っていても、ふと振り返ると後ろには太陽が燦々と照らしていると思います。
これは、彼女だけに起こった感動ものかもしれませんが、皆さんにそれぞれに感動するものがあると思います。
諦めないでください。
今1人で悩んでいる人も、考えている人にも、
全ての人に感動が与えられますよう、お祈りいたしております。
・・・さーってと、クリスマスも近いですの で、わたしもパートナー選らび頑張りますか。
・・・へっ
諦め悪いって?!
だっふんだああ 說