貯金。

ふんぎゃあ。
さすが、北海道の1月じゃあ。
ずっとずっとこの季節にしては暖かかった日々が続いてありがたいなああって、思っていたら。
ちゃあんと雪ががね。しっかりと降ってきてくれているのね。そうそう、患者さんとも、この札幌の雪ってちゃんと絶対帳尻ようになっているよね。って話していたからね。
降って当たり前か。
ぬふふふ。
でもね。いい事もあったのですわ。
何って、そう、店の前の歩道も含め除雪をしていたら、あるお年の方が通られて、『大変ですねえ。でもお蔭様で、歩く事が出来ます。ありがとう。』
って言って下さってね。
いやああ、こんなふうに言われる事無くてね。
いつも、皆さんあったりまえのように、それも
除雪が邪魔なような顔されて通っていてね。
で、それを見て私も、未熟者なので、
『ふんだ、除雪のお礼もないのかしら。』
なああんて、大したもんじゃないのにね。
でもね、実は今年になってからどうも私の心の持ちようが変わりまして。
そう、どういうふうにというかはねえ。
今まで何をするのでも、自分がするのは損する感じって言うのがどこかにあったのねえ。
する時は何も感じず、ただしてあげたいって言う気持ちだけなんだけど、それが終わって、お礼も無いの?
って言う、あれ?って感じかな。
それが、気持ちが変わったきっかけって言うのが
ありまして。
ある友人に、なんの時だったか忘れたけど、
私が腰を痛めていた時だったかなあ。
頼んだわけじゃないんだけど、1人の友人が
私の事気遣って、『あんた手伝ってあげたら。除雪』って、もう1人の友人に言ってくれたんだけど、その子は『そんなこと絶対出来ない。』って。
バツンって言われちゃったのね。
で、私はまあ、そんな言ってくれたとしても、
『いいよ、大丈夫だから。』って言おうと思ったら、
私の期待していた言葉じゃなかったのね。
帰ってきた言葉が。
だははは。^^;
まあ、いいんだけど。って言いつつ、
どうも自分の中にはしっかりと残ってしまって。
(いくなかったんだね)
たままたその友人に、色々相談されて、私なりに
何か良い方法はないかなああ、なんて無い頭
ひねっていたのね。
つまり、ようく考えると、私の心では、見返りみたいな、まあ、言葉だけでも欲していたわけよね。
期待していたんだろうね。そう、期待。
彼女の大変な時に私が助けて、私の大変な時に
助けて貰って。
これぞまさしく、条件付の愛情だわね。
いやああ、自分をまた知ったわけよ。
それから、色々振り返ってみると、私っていつも条件つきで、物事していたのかも。って。
ふううう。
だから、この条件は取り払おうって決めて。
だって、考えたら、自分がしたくてしたいたわけだし、それって、自分の徳になっていくわけで。
で、何かをしてあげた人から、お礼の言葉なり、優しい態度をしてもらわなくても、いつかどこかで、違う人に自分は助けられているわけで。
それも、こちらが何かをしてあげた人じゃなくてもね。
うんうん。
これこそ、世の中つながっているって事かああ。
なああんて、思っちゃったのね。
そうすると、どんどん、何も気にせず、物が出来ちゃうし、人にも優しい言葉もかけれるし、物事する時の気持ちが、全然違うの。
そう、それが私の徳、言い換えれば、貯金になっていくのかなあ。って感じてね。
それがどんどん貯まる感じで、楽しんだな、これが。
もちろん、自分の出来る範囲ではありますが。
にゃははは。
で、話は元に戻るけど、店の前の除雪も、
前の年とは違って、貯金、貯金、って感じで
やっていたら、見知らぬおばあさんに、お礼の言葉を頂いたわけよ。
んんん、あのおばあさんは私の心をみすかしておったな。
だははは。
いや、まああ、そんなんで、更に心も身体も
軽くはなるわね。
じゃあ、ホントの貯金も増えてるかなって、
見てみたら・・・・。おいおい・・・^^;
これまた、軽いのは確かでした。
あいやああ。あたりまえだっつうの。
こちらは、今年こそ、無駄使いを止めなさい。
ってえ、ことね。 ふむふむ。

今年は貯金だわさ。貯金。
のほほほ。秊