し・あ・わ・せ
おはようございます。
今日は、とてもとても強い風で、朝5時30分に起きてしまいました。
これも、早寝早起きをしなさいと言う意味ですね。
ハイ。
でも、最近全国的にお天気の変動が激しいですね。
お天気についていけないと言う方も多いようです。
かく言う私もそうかな。
このところ、気分の落ち込みがありました。
分かっていても、ゲームにはまってしまう・・・。
ちなみに、このゲームと言うのは、テレビだ、パソコンだのゲームとはちがい、人間同士の精神レベルのゲームですね。
つまり、繰り返される人と人の「やりとり」のクセで、後味の悪さを残す人間関係のことです。
言葉や、態度の裏に隠れた目的があるのですが、自分では、気づかないことが多いようなんですね。
この私も分かっているつ・も・りだったのでしょうね。
知らぬ間に、どんどんそのゲームにはまり・・・。
彼女とは、数年来のお付き合いをさせていただいたのですが、やはり、わたしが直したかったのかも。
彼女の奥にある寂しさも、否定用語もあまりにも
強かったのでしょうか。
最後は、交流分析で言う、「仲間割れ」を起こしました。
それまでも、アルコールをやめなかったり、ご主人との仲で相談されたりと、いろいろゲームを繰り広げていたのですが、それに私が気づいていたので、ゲームに乗らなかったのですね。
そうすると、彼女の新たな手段として、自分以外の二人の間に争いを巻き起こそうとしました。
それは、私と、ある化粧品会社の社長との間で。
このゲームの最終目的は、彼女の中の“自己否定・他者否定”という構えを確認しようとするものです。
このゲームを解消するには、プレイヤーの先回りをしてゲームに巻き込まれる可能性のある相手に連絡をとり、共同戦線を張って、二人の間を裂かれないように手を打つことです。
もちろん私もそのようにしました。
すると、彼女は分かったのでしょうね。
ゲームの一番の相手のご主人のカウンセリングまでも
やめさせてしまいました。
それからでしょうか、私の心に喪失感と脱力感が襲ってきたのです。
これがまさしく、相手の目的なのですね。
こちらのエネルギーがなくなるのです。
これが、ゲームの最終目的。
このような状態だったからなのか、あまりにも世間をみても、私からすると、ゲームをしている方が多く、
エネルギーがダウンしている人も多いのです。
そのせいか、最近、世の中全てがセピア色に見えていて。
んんん。まずい。
とわかっていても、どうもぬぐえなかったのです。
この色あせて見える人間関係が・・・。
でも、そんな時私を救ってくれる事が起きました。
それは、更に多い時間を共有させていただいたある女性に来た、しあわせでした。
彼女と私は一緒に勉強してきた仲間です。
そんな彼女もまたお母様との長年のゲームに疲れ、エネルギーを無くされていました。
彼女の強いところは、分かっているけど、どうしてもお母様の前にでると、ゲームに乗ってしまう事を、
自分の娘には、このままでは、いけないと考えたところです。
彼女の娘さんは小さい頃学校に行けなくなって、それを彼女自身が娘さんに何かあるたび、その頃のことが娘に影響しているのではないかと気になっていたようでした。
もちろん、今では、大学も卒業し、ちゃんと就職され、とてもすてきなお嬢さんになっています。
それでも、ありますよ、色々ね。
詳しくは、私も知りえませんが、彼女が勉強した
プラスのストロークを、大人になった娘さんとの会話で、ずっとかけ続けたそうです。
そう、人との会話は、「添う、問う、汲む」が基本です。
はじめに話された言葉に添い、その言葉の裏にある気持ちを問い、そして、その時の感情を汲む。
これが難しい。
特に、血の繋がった家族にするのが、一番難しい。
更に、親や養育者にそのようにされたことのない彼女が、娘にするのは、並大抵の努力ではなかったはずです。
そして、しあわせは、突然やってきました。
先日、彼女が「先生、とっても嬉しいことが合ったので、先生にお花を持ってきました。」
と言われ、すてきな花束をもらいました。
すかさず、わたしも「どうしたの、何々、なにがうれしかったの?」と聞いたところ、
「実は、昨日娘から、いままで、相手が怒っても、落ち込んでも、自分が悪いと思ってしまっていたのに他者の課題は他者の課題で、自分の課題はまた別だと。、更に、今までの自分も客観的にみえるようになったと・・・。そのことに気づいたんだ。って言ってくれたんです。」
「そうですか。それは嬉しかったでしょう」
「ええ、本当に嬉しかった。一人で、笑って、一人で泣きました。」
「それは、うれし涙だねえ」
「そう、そう、そうなんです。だって、途中で、本当にこれでいいのだろうか。このやり方でよかったのだろうか。結果はでるのだろうか。もうやめてしまおうか。自分には、無理なのではないだろうか・・・。そんな気持ちになりましたよ。」
「そうだよねえ。そんな中よく頑張ったよ。」
「うん、うん、わたし本当にあきらめなくて、良かった。続けてきて良かった。
漢方もサプリも元気にしてくれたけど、これが一番元気にしてくれたよ。
本当に有難う。本当に今、幸せなの。
先生のところの勉強会は本当に、しあわせ講座で、幸せにしてくれました。有難う・・・。」
「・・・・。うっ、こちらこそ嬉しいですし、しあわせになりましたよ。有難う。」
この後しばらく私もうれし泣きをしました。
もちろん、セピア色の世の中が、ばら色・・・とまでは行きませんが、光が差してきたのは、言うまでもありません。
彼女に私は助けられました。
彼女はいつも私のところに来るときは、つらく厳しい顔つきでした。
当然です。
お母様とのゲームにどうしてもはまってしまい、抜け出すのが大変な思いがあったからです。
ですから、私も彼女に対し、いつも気持ちが楽になり、彼女に笑顔がでますよう祈っていました。
わたし自身、彼女に対しこのままでいいのだろうか、
いつ彼女に笑顔がでてくるのだろうか、彼女の心に光は見えるのだろうか。私は彼女に何ができるのだろうか・・・。このように思っていたのも今でこそ言えますね。
そんな私に勇気と希望を与えてくださいました。
あきらめない。絶対に。
そして、我々のしてきたこと、これから続ける先には、必ず光が差していると。
これが私のこれからの大きな、大きな力となりました。
この場をお借りして、彼女にお礼を言います。
「長い間有難う。私の方こそ、感謝しております。」
そして、彼女は、今またこの事を力に、お母様との命と向き合っています。
これからも彼女に笑顔としあわせが舞い降りますこと、祈っております。
また新たな一歩、一緒に踏み出しましょうね。
皆様にも明るい光が見えますこと、祈っております。
では、では、これからゴミ出しをし、出勤の支度をしましょうかね。
今日も良い一日でありますように 劣