苦しみと喜びと

ぱっぱかぱああん、ぱっぱぱぱああん。
と、ずいぶんとご機嫌ですねえ。
はい。@^^@
理由は・・・。

とてもお天気で、青空が澄み渡り、そして、なんと
今日の約、・・・いえ正真正銘?40年前に私がこの世に誕生したのですねえ。
んんん。
そっそっそんなに時間がたったのですかね。
私の心はまだ、5歳ぐらいのままですが・・・
・・・おい、おい・・・^^;
それもまたひどいですが、精神年齢は近いかも。
うふふふ。
でも今年は初めてうれしいと感じるより、有難うという気持ちが大きく出てきました。
それは、よく世間では、言いますが、自分の誕生日は
一番母親が生みの苦しみをした日とも言えると。
ほんとそうですわ。
特に、私の生まれた1968年5月16日は
なんと歴史に残る十勝沖地震のまさにその日。
母が言うには、そのときまだ私がおなかにいて、陣痛がくるのを待っていたら、そのときの入院していた北大の病院の壁にピピピピーーって亀裂が入ったのよと。
それで、母はびっくりして、取るものもとらず、身ごもなのに、廊下に出て、どちらかに逃げようとしたんですって。
実は数日前に陣痛がきてそれが夜中だったものだから
どちらから入ってきたか、入り口もわからず。
逃げるにもどっちが出口かわからなかったそうで。
オロオロしていたら、婦長さんに、「長谷さん、どこに行こうとしているの?大丈夫ですからベットに静かに寝ていてください。」って怒られたそうです。
そして、そろり、そろりと大部屋に戻ったそうです。
ほかの人たちは、赤ちゃんを産んだばかりで、逃げるにも逃げれなかったので、母をジーっと見ていたそうで。
とても罰の悪い思いをしたと話してくれました。
いやいや、ばっかだねええ。といいつつも、
ありがたいです。
感謝ですね。
そして、私といえば、地震にゆれ、これはゆっくりしていてはいかん!と思い?(たぶん・・・^^)
夕方5時ごろにこの世に出てきたのですね。
これもまたよく聞く事ですが、我々人間が人生で一番苦しいのは、お母さんの産道を通ってきたときで、その後は酸素をもらって息をし始めるとき喜びに変わるといいます。
また、お母さんも生むときはあんなに苦しかったのに、生んでしまうと「生まれてきてありがとう」という喜びがくる。
この「苦しみ」と「喜び」は表裏一体、裏表なのですかね。
そう考えると、人の感情は全て裏表があるのかもしれません。
苦しみと喜び。
悲しみと安らぎ。
怖さと希望。
怒りと感謝。
このように、苦しみも、悲しみも、怖さも、怒りも、
そこを通り過ぎるときっと、喜びになり、安らぎもくる。そして、希望がみえてくると、感謝の気持ちがわいてくる。
そんな道筋が私達が生まれるときに全て経験させてもらっているのでしょうか。
それも、母親と子供という関係で。
とすると、私も40年前にこの感情を全て経験させてもらっていたのですかね。
つまり、ここまでは、苦しみ、悲しみ、
怖さ、怒りが多かったと思います。
ですが、今日この日を境に、それぞれの感情を
喜びに、安らぎに、希望に、感謝にとチェンジしていけばいいのですね。
んんん。
なるほろ。
だから、今日この日がいつもの誕生日とちょおと違う気持ちになったのかなあ。
まあ、なんにせよ、40年前の今日この日は、母への感謝の日ですね。
おっと、もちろん、父にも感謝ですよ。
ちゃんと畑に種をまいてくれたのは、父ですからね。
これまた、私の父ちゃんじゃないといけないわけですわ。
これが。
だって、ほかの人だったら、私、長谷 優香はこの世にいないわけですものね。
そうそう、数日前こんなことも。
母と街を歩いていたとき、初老の方とすれ違ったのです。
そしたら、母が、「あの人、実は母さんに昔結婚させてほしいって、義理の兄に言って来た人だわ。」
「ええええ?」
びっくりして私もすぐさま後ろを向いたのですが、良く見えず・・・。
「で・で・そんでどうしたの・」
・・・私も単純。今一緒にいないんだから、結果はわかっているでしょうにねえ。
「んんん。どこがどうってわけじゃなかったんだけど、結婚はしたくない。って義理のお兄さんに言って、断ってもらったんだよねえ」
ほおおおお。母さんもやるねええ。って
思っているよりも、先に、「いやああ、良かった、良かった。あたしゃ父ちゃんでよかったよ。だって、どうのこうの言っても、その人と結婚されていたら、あたしはこの世にいなかったんだもん。」
「そっかあ。」
自分の誕生日が近いときにこのようなことが偶然におきるのも、私に気づけということでしょうね。
そう、偶然じゃななく、必然ね。
だから、今日は私の誕生日ですが、父、母へ感謝の日と改めようと思いました。
・・・と、さもさもかっこええ話ですが、ただ単に、
これ以上年はとりたくないと言う、私のわがままを
うまくごまかしたのかもね。
うふふふ。
まあ、沢山色々学んだ30台にお別れして、また新たな自分を作り上げようと希望の光へ向かってのスタート日です。
これからもパワーアップしていきまああす。
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