宣言します。
あと、何日で・・・はもう止めて、まだ今年が終わるまで、何日かある!に宣言します。・・・と言うのははったりで、やっぱり、もう何日しかないいいい、ともがいて、あがいておる、毎日です。
きっと、このブログをごらん頂いている皆さんも
同じ境地とお察しいたしますわ。
で、宣言します。は、わたくしの事ではないのですね。
そう、これは、またまた素晴らしい発見と言うか、勉強させてもらったある、患者さんのお言葉ですね。
その彼女と私の縁は店をオープンする前からのご縁で、ありがいことに、私の元へずっと通っていただいておりまして。
最初は子供さんの症状で来られたのですが、最近は
お母さんもちょっと具合の悪い時に漢方やら栄養剤やらを飲んで頂いてました。
いつしか彼女のこころの内を聞かせてもらっているうち、勉強会にも来て貰ったりしていたのですね。
お互いに切磋琢磨し合っていた矢先、つい先だって、
彼女の喉にある塊がある事がわかって。
で、すぐ専門の病院に行って精密検査と言う事に
なったのです。
まずは私に出きる事は祈る事のみでして。
悪性のものでありませんように・・・と。
そうしましたら、本当に願いがかないまして、
病院の先生に、両性のものだから大丈夫と。
そして、半年後との検査で十分とのことでした。
更に、彼女が薬は・・・とお聞きしたら
またこの先生なかなかの先生。
『自力、自力。』ですって。
まあ、私どもの目指しているものそのものですねって、二人で、笑って。
ひとまず安心したところ、彼女の話し。
『先生。この間ね、父の法事があってね。その時いつもの母の姿を見て、わかった事があったの。どうして彼女は父親が亡くなったにもかかわらず、父の悪口をずっと言っているのか、ずっと不思議だったんだけどね。それって彼女の寂しさをわかって欲しい、解って欲しいって、ずっと叫んでいたんじゃないかってね。父が問題だったわけではなく、母自身の事だったんだってね。』
『なるほど』
彼女もまたお母様との関係でずっと悩んでいたんですね。
以前わたしにお話してくださった事は、ご自身が小さい時、お父さんとお母さんの間にずっと喧嘩が絶えなくて、お父さんが遅く帰ってきたときはまた喧嘩するんじゃないかって恐ろしくて、いつもお母さんに『早く寝ようよ、早く寝ようよ』って言っていたと。
そして、自分が先に寝ていたときは、喧嘩を聞きたくないので、ずっと布団を頭からかぶって寝息をを押し殺し、耳をふさいでいたと。
そんな小さいときの彼女の恐怖や寂しさ悲しさが、結婚をされてご主人が酔っ払って帰ってくるとまた、喧嘩が自分にも起きるのではないかという不安になり、自分の感情が呼び起越されていたそうです。
『先生、いつも言ってよね。小さいときの不安も淋しさも自分でちゃんと認め、慰め、許してあげていいんだって。きっと母もそれをしてこなかったんだなあ。って解ったのね。更に、じゃあ、自分はどうなんだって考えた時、自分も主人や、子供に、ああだこうだって言っていたのは、相手のため、相手のためって考えていたのは、実は、自分がこんな旦那であってほしい、こんな子供じゃなくちゃいけないって。これって本当は自分の欲求でしていたことだって。私自身も自分でちゃんと自分の事見て、癒し許してあげていなかったんだって事がはっきりわかったんです』
『そうでしたかあ。』
『だから良く言うじゃないですか。病気も自分でひきよせるって。それって、私考えていたんです。
もしかして、私が病気になれば、主人も子供も自立してくれるんじゃないかって。それなのに、実際病気になればすんごい痛い思いもするし、やっぱりやだもんね。』
『そうだよね。細胞とるのに針も刺されるし、病院でも待たされるし、おっかないしね。』
『うん、ただ単にわたし自分と向き合いたくないから、逃げちゃっていただけで。』
『そりゃあ逃げたくなるのも当然だよねええ。ただ逃げた方向が健全なものでなかっただけでね。』
『そうそう、だから団子のように塊になっちゃってね。』
『痛かったねえ。』
『うん。でも先生の言っていた、何事にも意味があるって言う言葉が今回本当にわかったの。この病気をしたから、見えてきたんだよね。いっぱいいっぱい本もよんでいたし、時間もかかったけどねえ。』
『だからこそ、今なんじゃないかなあ。本も沢山よんで、時間をかけたからこそ、気づけたんじゃないかなああ。』
『そうだよね。ただ、コレステロールもすごく高くて、先生に言われいた甘いもの害、わかっていたつもりでも実はいっぱいいっぱい食べていてね。
で、腫瘍が2個あって、それに針刺されたときまで、あっ!串団子ってイメージわいてねえ。・・・あはははは。笑)』
『よっぽど、脳は癒されたかったんだわね。あははは笑)』
まあ、そんなんで、彼女は今、まさにご家族の依存を自分で気づき手を離されたそうです。
そうしたら、すごく楽になってきて、最後の一言。
『じゃあ、今からする事は。どうしたいと思っているの?』
との問いに。
『先生、宣言します。私はこの不健全な逃げ方をやめ病気ともちゃんと向き合いたいと思います。』
きっぱり。
彼女の病は良くなるでしょう。
そうなんです。
心のブロックをまずはずすと、自然と我々には治癒力は備わっているのですものね。
もちろん、これからが私の本当の出番かな。
漢方や栄養剤を調合し、彼女の治そうとする力になってくれればいいなああ、って思っています。
大丈夫。
私も宣言します。
『彼女の病は治ります。』と。
今回の事は彼女にも、私にもちょっと早いですが、よいクリスマスプレゼントでした。
今心の病にしろ、身体の病にしろ、全ての病んでいる方々にも、クリスマスプレゼントが行き渡りますようお祈りいたしております。
もしかして、もうすでにお持ちなのかも知れませんが・・・。
あああ、それにしても今年こそ、年賀状は早く作ると宣言したのですが・・・いえいえこれでも昨年よりは早いので、進歩はしてるかね。
うふふふ。
これで、今年は最後になりそうです。
今年も有難うございました。
来年も皆さんにとっても私にとっても良い年でありますこと、お祈りいたしております。
下記にやまとの営業日をお知らせいたします。
どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
優香劣
年末 12月28日(金)午前中まで。
年始 1月 7日(月)通常どおりの営業です。
宜しくお願いいたします。