心の声に耳を傾けて…。

やあ、オリンピックも終わりましたねえ。
真央ちゃんのすべりも、涙も、すべて過去になってしまいました。
早い嶺
なんだかんだで、もう3月です。
そう、春です。春。
気分も変えて、壁紙桜にしました。
うふ。
なんだか、気分がウキウキしてきそう。
そう、頑張ってウキウキしないと、毎日やらなくてはいけない?と思っているのかどうなのかわかりませんが、やることがいっぱいあって、あっという間に時間が経ってしまうので、ここで、一息入れないとね。
って、自分に降りかかってきている事に振り回されず、しっかりとしないと。
そうです。
先日、「理由付けをはね返す」で気づいたことがもう一つあって。
それは、自分の勉強不足を棚にあげて、患者さんを理由にしていたことも気づいて。
そうしたら、ある方の症状を客観的に見れたのです。
それは、高血圧の患者さんでしたが、お母様が亡くなられてすぐ具合が悪くなり、お話を聞いて漢方を出すようになってから、はや6ヶ月。
随分と落ち着いてきたのですが、どうしても不整脈と
ゼイゼイという感じの症状があると。
これは、精神的に落ち着いて来たし、ご本人も
気力も体力もついてきたと思う。と言われているのに
おかしいと。
それからよくよく話を聞くと、最近病院から出される
薬が変わったというのです。
で、調べてみると、ちゃんと副作用の欄に、
「稀に、不整脈と喘息用症状が現れる場合がある。」
って、書いてあるではありませんか!
まあ
それで、ご本人にそのことを話すと、自分も薬の副作用かも知れないって思っていた。
と言うではありませんか。
それじゃあ、すぐ病院の先生に言いましょう。
と話すと・・・これからが大変。
ご本人、言えないと。
えっ?でも、これは、言わなくてはいけないことですから。と言っても、言えないって。
あらららら。
それで、いつもでしたら、こうしてああして言わなくちゃだめ!って言うところを、私も成長しました。
(自分に気づきが起こると、相手の弱音に添えるのですねえ。本当に不思議です。)
では、この方は、どうして言えないのか、聞いてみようと。
まずは、彼女に添って「そうっかあ。言えないのね。」
それから、質問、「どうして言えないのかなあ」
そうすると、彼女は「病院の先生に悪いから」
「なるほど、先生に悪いと思っているのね」
「では、悪いと感じるのはどうしてかなあ」
「先生が怒るから」
「んんん、先生が怒るのね。副作用のことを言うと怒っちゃうんだ。それじゃあ、怖くて言えないよねえ。」
とこのような会話を続けていくうち、彼女はとても
先生の顔色を伺って、自分の言いたいことも言えないということが、わかってきたんですね。
それは、実は、先生だけでなく、亡くなったお母様にもあって、20年の介護に最後疲れ果て、自分のほうが
具合悪くなっちゃたんですね。
それで、わたしは、「先生が出した薬が、たまたま
○○さんに合わなかっただけで、先生が悪いわけではないのね。これは、先生も勘違いしやすいのよね。
先生も薬が合わないといわれると、先生自身が悪いと思っちゃってるから、嫌な顔するのね。
先生だって考えた末の結果が悪くても、それは、それ。それと、薬の副作用をいわないで、あなたが我慢すると、それが今度、先生も勘違いして、あなたと同じような症状の人に同じ薬を出し、またそこで、何も知らさずに過ぎてしまうのは、困るはずよ。更に、先生が怒るのは、先生の課題でもあるしね。あなたががまんする必要がないよ。」
と伝えると、彼女は眼を丸くして、「そうなんですか」の一言。
この方は初めて聞いたのね。このような話をね。
だから、すかさず、「でも、どう言っていいかわからなくて・・・。」
「そうだよねえ。わからないよね。初めてなんだもん。」
「では、参考までに・・・先日出していただいた薬ですが、とてもよく効きました。ですが、申し訳ないのですが、この薬を飲むと、どうも調子が悪くなります。どのようにしたらよろしいでしょうか」
と、一応例を出して伝えたんですね。
でもそれを伝えてから、「まあ、なんか病人さんが
先生を気遣う感じもおかしいけどね。」といいましたら、ご本人はとても喜んで頂いて。
そして、勇気を持って言ってみる!と宣言して
帰られたのですが、やはり家に帰ると怖くなっちゃったのかな。
その夜電話が来て、「やっぱり言っていいのでしょうか?」という弱気な発言。
それで、私から、「大丈夫です。これはちゃんとあなたが言わないといけない事柄です。まずは自分の心に耳を傾けてみてください。
このまま副作用がある薬を飲み続けるのか、それとも
変えるか、止めるのか。ここで、また先生の顔色を伺って、我慢し続けたいと、あなたの心の声は言っていますか?」
と少し背中を押してあげました。
そうすると、彼女は凛とした声で、「いえ、自分の心の声は、これ以上この薬はのみたくない、といっています。明日先生に言ってきますね。それで、先生が怒っても、それはそれだよね。先生の課題だもん。」
と心強いお言葉が返ってきました。
やはり、人間最後は自分の心の声に耳を傾けてみると、本当にどのようになりたいのか、どのようにしたいのか、言いたいのか、言いたくないのか、きっと
答えを出してくれると思います。
オリンピックの選手の方は、皆さんあの若さで、一瞬のうちに決断をしなくてはいけない人達です。
そう、一瞬にして、自分のこころの声を聞いているわけですよね。
選ばれた人とは思いますが、我々も実はみんな
答えは自分の心にあります。
よくよく自分の心に耳を傾けて、聞いてあげてください。
私のブログを読んで、多くの方から、「自分の境遇とと照らしあわせ、腑に落ちました。」「私も勇気を持って言いたいことを伝えようと思いました。」
という声を頂いております。
とても嬉しい限りです。
こんな、長々とした、ブログを、飽きもせず読んでもらうのですからね。うふふふ ^^
ですが、誰でも必ず出来ます。
宣言します。烈
・・・・というところで、3月14日(日)のしあわせ講座では、この「振り回されないようにする為には・・。」のところを、交流分析から会話のやりとりを勉強したいと思います。
お蔭様で、その1回目は好評で、すぐご自身の会話実践に役立ててくださった方もおります。
前回の復習もしつつ、今度の勉強にはいりますので、今回からの参加も大丈夫です。
詳しくはやまとのHPよりご覧下さい。

http://www.h6.dion.ne.jp/~yamato/

あなたの心の声に耳を傾けれますよう、お祈りいたしております。
合掌劣