マイコプラズマ肺炎と漢方薬

あああああ、明けましておめでとうございます。
ひっどいですよ~。いきなりですが、今日の札幌。
「窓を開けるとそこは銀世界だった」って、詩人にのようにひたっている場合ではなく・・・。
もう、ロードヒーテイングをさせてもらっていても、
歩道や車道の除雪車が置いていってくれる雪が家に入ってくるところにこんもりですもんねええ。
今朝から一生懸命ヒーテイングのところに雪を置き、溶けるように除雪してきました。
でも、これだけ動けるようになったんです。
わたし・・・。
そう、すごいのは雪ではなく、わたくし優香さんは
昨年クリスマスの前22、23日ごろから喉の痛みを訴え、それからの2週間、ずうううっと寝ていました。
って、言うと「お正月だからいいじゃん」ってことに
もなりますが、そうじゃないのよ。
その喉の痛みから発して、40度近くの熱と、声枯れと、咳と、呼吸困難と、鼻水と鼻血と・・・まあ、ひどいのなんのって・・。
それでも30日まではしっかりと仕事をして、31日からはずうううっと寝ています。
ねえ、ねえ、この間もノックダウンしたばかりジャン。とはいえ、あれは本番前の序奏に過ぎなかった。
あまかったのよねえ。わたしも。
喉の痛みも通常なら1~2日でいつもは収まるんです。
番茶に塩でうがいをし、漢方を1~2回でも飲めば。
でもそんなもんじゃあありませんよ。
どんどんその日から症状が悪くなり、声は出ないわ、
喉は腫れるわ、痰の絡んだ咳で夜はねれないわ、
寒気が取れず、熱は40度まで上がるわ、鼻血がどばどば出て止まらないわ・・・。
まあ、これはもしかして・・・マイコ・・・
と思っていたら、年末先輩の薬剤師の先生が遊びに
きてくれて、その時の一言「先生、それマイコプラズマ肺炎だよ。私もこの間やったばかり。広域性の抗生剤ないかい?」あららららら。
わたしの判断も間違っていないようですなあ。
って感心している場合ではなく、抗生剤っていってもねえ、うちは漢方薬しかなくてねええ。
って、そう、漢方薬があるじゃあないですか。
そんじょそこらの抗生剤とは違いまっせ。
まあ、すぐにってわけには行きませんでしたが、
喉がいたくなって、いつもの簡易漢方が効かなかったのでやはりここは煎じ薬の出番です。
その時その時の症状にあわせて、まあ自分で自分の
薬を調合し、人には出せませんが、自分で人体実験ができると思いきや、通常の倍の量をつくり、苦いだのまずいだのといいつつ、がつがつ飲みまくりました。
そのかいあってか、熱も出たし、鼻血も出たわけです。
これはまず熱は40度近く出ると癌細胞はいちころですね
更に、鼻血は炎症で戦っていらなくなった血を出して
くれたので、出すたび私の顔色がぐんぐんよくなって行ったのです。
まずまず体力消耗です。
更にここで手を緩めず、体力アップのサプリメントも入れ、いつもの青汁を3倍に増やし、(ゲルソン療法もここで取り入れられたわけです。)
出すもの出すとしっかりと自分の細胞が動きだすのが
分かるんですねえ。
漢方の力はやはりすごかった。
先輩の先生には、2週間かかるからといわれたていたのですが、一応10日ぐらいで山は越え、今はすこし咳が
残っているぐらいです。
んんんん、恐るべし、煎じ薬。
でもどうしてこんなにこの度は免疫力がなくなってしまっていたのか?・・・・
何故にこのようなか弱い女性になったのか?・・・
(そこ突っ込まないように  ^^)
検証してみました。
んんん、ただでは起きない優香姫。
これは、私の我慢のせいだったことが分かったんですねえ。
それは7月の末ぐらいだったかなあ、8月にはいっていたかなああ。
まあ、それ以前からもあったのですが、御恥ずかしながら、人に心理ゲームに乗ったらダメよ。とか
我慢は絶対体に悪い。とかアドバイスをする側が、
な、な、なんと、身近な知人としっかりとゲームをしていて、それにはまり、我慢することが私の修行、なああどと、ばかな事をしていたということに気がついたのですね。
彼女とは数年来のお付き合いで、正直それを持っているとは分かっていたのですが、私も彼女を直そうなああどと傲慢というか我の強いというか・・・。
まあ立場上必要なことではあったのですが、それでも
芯に当たっていなかったというか、彼女の心を開く
力をまっていたのですね。
それも、ただまっていたのではなく、話も聴き、わがままも聞き入れて・・・。
どうしても家庭環境を聞いてしまっていたので、結局彼女の寂しさや、悲しさのみに同情し、愛情飢餓を
少しでも和らげさせたかった・・・。
って言えばとても綺麗ですが、きっと私の本音は
彼女を元気にするのはわたししかいないとまあ、いつもあれですよ。あれ。
そう、自分の傲慢なのでしょう。
だからずっと同じベクトル向きたかったけど、向けない彼女を強いてしまったのが、彼女としても辛かったのかも知れません。
本当は彼女のゲームを問いただせばよかったのでしょうけれども、やはり私もいい子ちゃん。
したいのよねええ。
いい子ちゃん。
だって、響きいいもんねええ。
ただ、これが大きな落とし穴。
いい子ちゃんは本当は悪い子ちゃん。って知ってました?
えっ、知っていた。
そっかあ、私だけか・・・知らなかったのは・・。
あははは。
そうなんですよ。
いい子ちゃんって、、相手の本当は指摘してほしいことも、おかしいと思うところも言わないわけでしょう。だから、本当は言葉は悪いけど、自分さえ良ければいい。ってことになるのよねえ。
相手が嫌な顔をしようが、態度を見せようが、
きちんと今やっていることや、表現はこのように
見えますよ。って言ってあげることが、大切で、
それを相手が聞こうが聞かまいがそれは相手の自由。
まあ、言い方もあるけどね。
まずまず、プロとして失格ですわ。
ふうう。
で、反省をしたわけです。
で、我慢していた(相手の顔色を伺っていた)のを
漢方でこれまた排出。
熱を出している時、自分の情けなさやバカさかげんに
嫌気が差して、奇声も発しました。
たぶんご近所さんに聞こえていたら、ここの漢方の先生とうとうおかしくなったのでは・・・って思われるくらいのね。
・・・・ん?最初からおかしいってかい。
だははは。それはそうかも~^^うふふふ。
でもそれぐらい体はもういっぱいっぱいだった。
これは、彼女がどうのこうのではないのです。
私自信の問題ですよ。
どこかに傲慢が、どこかに自信が、どこかに差別が、
沢山のわたしが引き出され、それがこのように体を蝕んだ。
もちろん、これだけの問題ではないですが、それに加え一つ前の日記で書いたように忙しさも加わって、免疫力が大幅にダウンでした。
だから、治す力が無かった。
ただ、このように自分の心と向き合い、感情を受け入れてあげる事をして、それから漢方薬を飲んだら、
徐々に体力も体中の炎症も取れてきたわけです。
今回の「マイコプラズマ肺炎」を通して、私は沢山の事を学びました。
①免疫力は心の問題から来る。
②夜寝れない程の咳をする患者さんの気持ちが分かる。
③排泄(声、涙、鼻水、鼻血、汗、熱、尿、便、)
は大切。
④漢方薬はまずい・・・が効く。(味もちゃんと慣れます。)
⑤私が患者さんに伝えてきたことに間違いは無い。
以上大きくは5項目ですが、これを2011年の年初めに
体験したことも意味があったと思います
人は自分が体験してみて初めて他の方の辛さも苦しさも分かるのですよね。
共感、共感と言っても、こころからの寄り添いは
やはり体験を通してかも知れません。
だからといって、全てのことを体験は出来ませんが
・・・・。
それで、一つのことを体験することでそこからいくつ
のことが学べるか、が大切でしょうね。
当店には、わたしなんかより、ずうううと共依存をされ、心理ゲームにのり、エネルギーを使い果たされてくる患者さんが大勢います。
その方々の少しでも気持ちが今まで以上に分かりました。
エネルギーがなくなったとき、話も何も出来ず、ただ単に、泣くのみ、寝るのみ、引きこもるのみ、など
これもまた致し方ないと感じました。
よく話では出ますが、人にエネルギーを取られても、
人からエネルギーをもらえる。
その取られるという考えも、相手が主体のようですが、これは自分が主体だと気づくのも、そして改善するのも、まずはエネルギーを充電させてからでしょうね。
熱でうんうんうなされている時は、なにも考えれませんでしたしね。
それが、分かったのも、この度の私の体験からです。
こんどそのような患者さんが来たら、まずはエネルギー注入のみ考えてあげたいなあって思っています。
今年の店の標語は「力強く、活き活きと」です。
新たな年、新たな一歩、新たな私。
皆様にも新たな年を迎えられ、それぞれの
思いが形となりますよう祈っております。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。
優香姫でした。劣