時間が無い。
さてさて、信金さんをお断りさせて頂いたところからですね。
はい。
その後ですよ。また、大変な状況になるのは。
まずは、市中銀行さんも考えました。
たまたま、いとこがH銀行さんにいるのですが、このまた、いとこがあまりにも調子が良い。
お彼岸の時だったかな。
3月の。
その時まえまえから土地のことで相談していたときは
うんともすんとも相談に乗ってくれなかったのが、
いざ土地を購入した話をして、まだその時信金さんとの話が進んでいたので、金利を聞かれ、そのときの金利も話すと、なんと彼は、うちのほうが安いから、もう一度考えて見れ。とまあ、うれしいのですが、いまさら、と言う感じもあったり。
ただ、彼曰く、この物件ならどこに持っていっても
大丈夫だから。
とまあ、銀行の一応上の立場的な言い方してくれて。
ありがたいですね。
それで、少しは安心もしていたのですが、やはり
これから銀行をつけるとなると、まあ、大変でした。
で、ある人にも父にも言われたのですが、国民金融公庫さんもいいよ。と。
一度以前の店の時にお世話にもなっているし、きちんと完済しているので、お話聞いてくれるかな。と言う感じで、まずはこちらからお邪魔しようと思ったんですね。
向かうは、市役所前のビルへ。
久々にお邪魔したらなんと前面の受付には、はきはきとした女性がいらして。
でも、私の担当は男性のちょっとご年配。
何を聞いても一回一回後ろの若い男性職員に質問に行って。
ちょっと、心配になりましたね。
ですが、そんなことは言ってられず、申し込みする為の書類を教えていただいて。
またこれが、沢山あってあって。
当店はもともと会社になっているので、まずは、会社の謄本から始まり、決算書は3年前まで。
会社で借りるには、社長本人 つまり自分ですが、その申告書もありの、土地の登記書もいるもんの、
実印の証明書もいるものの、私のBWHもいるもんの・・・いえ、それは必要はありませんでした。
たははは^^;
更には、土地、店は個人で市役所に認可をしてもらったいるので、会社では、内装費という名目をつけさせていただいて、またきちんと建設屋さんにも見積書を出してもらいました。
それにつけてもカールでなく、それにつけても、
書類、書類の要求で。
そうですよね。
借りるといっても、そんなお安い金額ではないので、
審査は必要ですよね。
それも書類だってね。
きちんとせにゃ。
で、何とかかんとか書類を出して、それから
面接ですわ。
面接も書類を出してから2週間ぐらいしてからでしたかね。
優しい人ならいいなああ。
などと思いつつ、行きましたら、若いお兄さんで、
本州からの転勤の方でした。
ちょっと生真面目な感じかな。
それから言われるがまま、そうそう作ってきた
事業計画(たいしたものでもありませんが)
やら、少ない預金通帳だの持って行き、提出
しました。
それを彼は繭を潜めながら、じーーーって見ていて。
その時はちょっとどきどきでしたね。
でも何を聞かれようが、何を言われようが、
知っていることしか答えられないし、
事実しか言えず。
更に、今までの仕事内容を聞かれましたね。
ちょっと普通の薬局さんとは違って、
当店は、癒しを軸に、患者さんと4つに組んで、じっくりと病を見ていく仕事ですし、最近はカウンセリングを中心にさせてもらっていることも、話しました。
そうしましたら、彼からの質問に「癌にもいい薬あるんですか?」と。
「はい。」
「癌に良いというより、癌は全身の代謝異常なので、それを元に戻せば大丈夫です。
それには、薬はもとより、食生活も、心の問題も解決していかなければ、なりませんね。」
「そうですか。」
「どなたかお知り合いに、癌の方でも?」
「ええ、まあ。この年になると、親戚やらにも癌の方が多くて。」
「そうですかあ。もしよろしければ、お話でもうかがいますよ。ご相談ください。」
「あっ、はい。・・・なんかカウンセリングしてもらっているみたいですね。」
「まあ、一応それで、今お金を借りて、お店を作ろうとおもっていますから・・・。笑)」
なんと、お金を借りにいってまで、営業してきました。
さすが、しっかりものの?優香姫でしょう。
と言いつつ、向こうもしっかりしていて、
見るところは見てきましたね。
そんな話をしていたのか、ほかにも色々質問をされて、約1時間半くらい話しましたかね。
以前は30分ぐらいで終わっていたのですが。
くたくたでした。
で、結果は、3週間ぐらいしてから、一応借りれることにはなったのですが、目標からは500万ほど足りず、それは、彼曰く、私ならやりくりをすれば大丈夫でしょう。と。
その500万の中には、新しいレジ100万とか、
新しい薬を作る分包機50万とか、椅子やテーブルも
少し新調したいわけですよ。
それを、彼は、「今あるもの使ってください。」
ですって。
それって、それって、ううううう。
彼もまたしっかり者でした。
ただ、金利はとてもお安くしていただいたので、
助かりました。
感謝しております。
そんなこんなで、銀行さんは何とか行ったのですが、
その間に、今度は建築屋さんから、「基礎を打ったのですが、長谷さんのところとても頑丈で、入らなかったんですが・・・。」
「それって、いい事じゃないですか?」
「いい事はいい事なんですが、この入らなかった分をどうするかって事なんです。」
「それは、返していただけるんですよね。」
「まあ、返すことはいいのですが、後々建築する中で、どうしても出たり引っ込んだり(したことが出てきたらいして、予算オーバーになること)すると思うんです。ですから、そのままで置いておいてもいいですか。」
「ええ、そういうことなら、いいとおもいますよ。」
「はい。分りました。」
これが、また紛争のねたになるとはつゆ知らず・・・。
つづく。