久々
“雪が降る~、あなたは来ない~。”
・・・。久々ですねええ。
って、このメロディーも、日記も、本当の雪も。
そうなのです。
今日札幌には初雪が降ったのです。
いやああ、もう雪です。雪。
なんかこの秋暖かかったせいか、冬など来ない・・・いえ雪など本当に降るのかなあって思っていたら、
ちゃんと来るんですよね。
私が忙しいとバタバタしていても、季節はめ~ぐう~る~♪めぐる季節の中で~♪、ってちと今日はご機嫌ですね。
優香姫。
まあ、ご機嫌ということでもありませんが、ひっさびさにこの連休に本を買いまして。
その本も、今まですっきりと表現が出来なかったことがわかり易うく書いてあって。
この私の一連の仕事が色々ありながらもここまで来れたのは、出来たのは、そうだったのかあ。
ってね。
具体的に言いますと、以前から患者さんにも沢山の方々にも言ってきたのですが、自分を見つめ自分を受け入れちゃうと、努力しなくても頑張れるよって。
どういうことかといいますと、自分もつい数年前まではすんごい頑張り屋さんだったのです。
自分言うのもなんですが、努力家でもあり、人一倍
一生懸命にするほうでした。
でもある時を境に、そう、以前にも書きましたが、
うつ状態見たくなってから、ぱったりとその努力も、
一生懸命もつらく苦しくなってきたんですよね。
それから、自分って言うものを見始め、醜さ、
汚さ、弱さを、しっかりと受け入れた瞬間から、
体を動かしても動かしても出来ちゃうんです。
何でも。
夜遅くまで本を読む事も、勉強することも、患者さんの話を長く聞くことも。
これは、外からみると、以前の私と今の私の努力の仕方、一生懸命さは同じと見えると思うのです。
だからすごいねええ。とか、大変だねえ。とかそういう言葉をかけられる。
だけど、本人はいたって平気。
それはどこが違うのかって事です。
私も良くわからなかったので、皆に、頑張ることをやめると頑張れる。一生懸命をやめると、一生懸命やれる。
などと説明の出来ない説明をしておりました。
それが、その本には、「親や周りに認められたくてしようとする意思をもった努力や一生懸命さはいつか疲れがでます。それは、認めてもらうまでしなくてはいけないからです。でも、自分を満足させ、自分がそのことをすることで、自分自身が楽しめているのであれば、どのような努力でも出来るのです。
そこには、人に認めてもらわなくても、人が自分のしたことをどのように感じとろうと、自分には関係が無いので、好きなだけそれに邁進できるのです。ですから疲れがありません。」
なるほどねえ。
そうなのよ。これよ、これ。
私が言いたかったのは。
先月の末に、ようやくこのお店と住宅のこまごまとした支払いが終わったんですね。
その時、ここを建ててくださったK建築屋さんの支店長が来られて、「やあ、S君と言ってたんですよ。優香さんあんなに色々あって大変だったのに、元気ですよねえ。」って。
あのねえ…^^;
その色々作ったのあなた達だから・・・。
まあ、終わってしまったのだからいいけどねえ。
ってね。
そうなんです。
まじめに途中で、死ぬかと思うくらい食べたものを
吐きつつ、( すぎではありません。一滴も飲んでいないのに。)仕事もしつつ、この現場も見ていたのです。
なのに、元気にここまで回復できたのは、
これをするにあたって、親の顔色を見たわけでもなく、世間に対してでもなく、ただ単に、わたしが
患者さんに少しでもパワーのあげれる場がほしかった
それだけなんです。
それも、私の独断と偏見のまま、それをどのように評価されようと、そのままで良いわけです。
そのままで。
だからこそ、ここまでこれたんだなあ。ってつくづく思いました。
それが、誰かに、世間に、親に認めてもらいたいがゆえの意思でしたら、絶対に続かなかったかも知れません。
そう、後半の出来事も、パワフルでした。
後半に入って何が起きたかというと、これって
どこのお家でもあるのかもしれませんが、設計のときと打ち合わせをしたものが違うって事です。
自宅はたいていの事は我慢できるのです。
でも、店は私の意志がガッツリと入っていましたので、チェックチェックの連続で。
そこに引っかかったのは、調剤室でした。
入ったとたん、ガスが無い。当然お湯が出ない。
調剤室というのは広めの流しが無いと保健所の検査が通ら無いのです。
それで、以前のお店にもちゃんとつけていたのですが、ガスが使えず(換気扇が無かった…)ずっとこの寒い冬でも水で茶碗とか洗っていたのです。
だから、今度のお店には必ずガスが使えるようにと、
散々言っていっていたのに、いざ見ると無い。
そのことをすぐ支店長と現場責任の方に言ったら、
「そんなこと言ってましたか?」の知らぬ存ぜぬ。
おいおい。
それで、「言ったじゃないですか。前に店で、ここはガスが使えないので、必ず今度は換気扇をつけてくださいl。もちろん、ガスでお湯がほしいし、漢方の処方で、いためたりもするので、ガスのコンロもほしいですって。」
・・・・。
「換気扇はつけました。」
・・・。「そうでしょ。だから必要だって。なら、ガス給湯器があるのが普通でしょ。」
・・・・。
「北ガスさんが忘れたんじゃないの?」
「そう言っても、聞いてもらえません。」
「あのねえ、言ってみなくちゃわからんでしょ。」って、認めるんかい。
「まずは、ここにガスが通せれるのかどうかって。」
「それが・・・ここにガスは難しいかと・・・」
「ええええ?どういうこと?」
「ここは、下がコンクリートで引きつめられているので、下を通しては無理なんです。だから・・・。」
「まずは、ガス屋さんに聞いてみようよ。」
「でも、・・・・。」
あのねええ、ここで引くところではないから・・・。
って、どうして私が前向きに押しているわけ?
「とりあえず、聞いてみてください。」
「はい。」
それから現場責任のS君がいなくなってから、支店長が、「本当は僕も途中で、彼にちゃんとガスがつくと聞いていたのですが、S君の返事が、大丈夫じゃないですかあ。だったんです。もう少し見ておけば・・・。」
「それってこの間もそうだったよね。支店長。」
そうなんです。そのまえにも、廊下と洗面所の間の戸がガラスの入っているものがついていて。
これは、私的には、好きだったものでしたが、
実は、S君が打ち合わせのときに、中で下着とか裸だったりすると見えるので、これは違うのがいい。って一点張りで。曇りガラスでもだめなのかって聞いても
だめだといっていたのですが、実際入ったドアを見ると曇りガラスのもので。
それを彼に言ったら、「そうですかああ、中みえますかねえ。」って自分の手をかざして見たんです。
あのねええ。
あんなにあなたがだめだって言ったじゃん。
といっても無理で。
で、ちゃんとメモとっておかなかったからではないですかって支店長にも言ったばかりだったんです。
そうしたら、調剤室の件が出て。
んんんん。
参りました。
それでも彼らも考えて、ガスは外付けをなんとかしてもらって、それからお湯の方は電気温水器で。
それって、ランニングコストがかかるからいやだって
言っていたんですけどねえ。
まああ、仕方が無いです。
いいでしょう。
まだまだこれから・・・。