運気

今日で2月も終わりですねえ。
と言いいつつ、外は雪、雪、の連続ですなあ。
春はまだでしょうかねえ。
でも、もう、2月の3日を過ぎれば新しい年なのですよね。では、今年のは運気は?といいますと、世間では色々な面で騒がれておりますよね。
では、自分の運気は?と言いますと、ネットで見る限りでは、一言。
今年のあなたに送る言葉。“出る杭は打たれずよくなる。”
あははは。
もちろん出て、出てばかりの私の運勢。
本当にそうかも知れません。
今までも、出ては打たれ、出ては打たれしてきたような。
それでもめげずに来れたのは、だんだん打たれたところから、また1つ、また1つ出続けた結果でしょうかね。
まずまず、ありがたいことです。
では、今年の病の運気は・・・?
先日、ある勉強会へ出席したところ、この運気について詳しく勉強されている先生のお話でした。
この、運気と言うのは、天地のありとあらゆるものに
影響を与える“気候=五運六気”の規則を長期的に調べて、特にそれが人間に発病させる関係と治療法を研究する学問
と言うことです。
これらは、むかーし、むかし、古代の人々が何千年という歳月をかけて自然のサイクルを見つけ出しました。いわゆるその法則(陰陽五行)と養生法のつながりをまとめたものなんですね。
漢方の原則、人間が健やかに生きていく根本は、自然との調和にあると考えるわけです。
その、毎年巡ってくる春夏秋冬、でも、これらは、その年によって、暖冬や冷夏、猛暑など、自然は絶えず変化している
それで、その法則をどうにかして見つけて、早めに対応すれば、人々は元気に暮らせる、って考えたそうですよ。
むかしの人って、偉いですよね。
で、その法則から行くと、今年は“土運不及”
の年で、これは例年より、地球から土星が一番遠いところにあるという年だそうです。
では、その年はどのようなことを気をつければいいかといいますと、土と言うのは漢方では、脾、つまり、
物を発酵させ、吸収する臓器、胃腸をさします。
不及と言うのは、弱っているとも捉えられ、土が弱る、胃腸が弱わりやすい年とも考えれるそうです。
また、土は水を蒸発させる力もありますが、これが弱ると、湿、つまり湿気が多い年、湿気を伴う病気が流行りやすいようです。
症状とすれば、下痢がつづいたり、吐き気があったり
体が重だるく、お腹が痛み、手足に力が入りづらくなる事もあると。
また、胃腸の不調から、イライラしたり、不安がましたり、更には後半の年は、湿が蒸発しない為、冷えて、神経痛、ひざ痛、腰痛などを起こしやすいそうです。
まああ、その先生曰く、自分は、細○数子さんではなく、太○数夫ですが、良くあたります。と言っていました。
それと、社会情勢も、この自然の法則と照らし合わせると、土が弱いときは金(肺)に栄養が回らないので、金=銭とも捉えられ、今年の経済状況はよくないと言っていました。
では、いつからよくなるか?の質問が、集まった先生方の一番聞きたかったことらしく、それは、来年が
“金運大過”の年になるので、例年より、地球に金星が一番近くに来る年だそうで、金は秋から、立秋が8月の7、8日らしいので、そこらへんから良くなるだろうと言うのです。
ホントかなあ~?
と、怪しい感じで聞いていたのは、私だけではないと思いますが・・・。
もし、経済状況があたれば、これまた、病気のほうも
あたるでしょう。
あっと、それでは、今年の結果と来年の結果が逆になっちゃうので、備えあれば憂いなし、なので、
これからは冷えるものは避け暖かいものを取
るようにしましょうとの事。
冷える物とは、水、お茶、アルコールなど
また、暖かいものは生姜や、わさび、にんにく、にらなどですかね。
これらは、当店では、いつも患者さんに言っていることですが、特に今年は気をつけましょう、と言うことです。
まあ、まずは温めることが一番かもしれませんね。
体温が一度アップするだけで、体内酵素活性率(消化力・体力)は50%、免疫力(風邪など引きにくい)37%基礎代謝力(細胞解毒力)12%上がるそうです。
運気を知って、体温を上げましょう。