新しい仏様

わお~。

今日は朝から雨ですね。
って、すんごい久々のブログさんです。 ^^;

えっ exclamation 何をやっていたかって exclamation and question
そりゃあなた、し、し、仕事でした。
・・・。まあ、引きこもりもあったかなあ。
それは、後々詳しく・・・。
まずは、2月の更新以来半年ぶりですね。
その半年すよ。半年。
あまりにもいろいろありすぎて・・・^^;
で、最近の話から・・・。
みなさんもこのお盆はお墓参りされた方も多いでしょうね。
わたしも例のごとく、父方、母方のお墓まりで終わりましたが、
その前に今回は、親戚の伯母が7月末に亡くなったんですね。
新しい仏様がこの夏いらっしゃいました。
母のお姉さんですね。
あまり怖い話ではないのですが、実は私の店に来てくださるお客さんや
メーカーの方がちょと見える人が多く・・・。
今年の3月にその方に、「着物をきちんと着た、小柄なおばあさんがいますよ」
・・・(以前も別な方に言われたことが・・・)
「きっと母のおかあさん。つまり私のおばあちゃんですね」
で、いろいろ話をした後、お墓参りでなくともお仏壇にお参りに行った方が良いということになり、
今年の冬が雪が多くてひどかったので、4月にお仏壇参りに行ったのです。
そう、その今回亡くなった伯母さんの所にね。
で、その時事件!は起きたのね。
母と伯母さんと私でお昼を楽しく食べていたとき、急におばさんが、がっと首を後ろにたおし
いびきをかきだし、涎を垂らしたんです。
「あああ、脳梗塞だわ・・・」
と私がすぐに「おばさん、おばさん」って揺り動かして、すぐに救急車呼ぼうとしたら、3分ぐらいしたか なあ。 うううう、って腕も動けず、言葉もすぐには出なかったんだけど、ようやくもとにもどっ
て・・・。
でも救急車って母に言っていたら、おばさんが「呼ばなくていい」っていうものだから
困ってねえ。
それでも、息子が近くにいるので連絡と思ったけど、仕事中だし、お嫁さんに連絡・・・
そしたら、すぐ来てくれて。
札幌だったら、わたしも病院わかるんだけど、地方の岩見沢ってところでね。
また日曜日だったから、すぐにわからなくて・・・。
そしたら、お嫁さんがすぐに来てくれて、今日の緊急受付の病院が岩見沢でも大きいところだったので、
自分の車で連れて行って・・・。
で、休みだったので、CTしかとれなくて、
次の日ちゃんと詳しい検査をすること約束してその時は事なきを得たんだけどねえ。
帰ってきてから、母が静岡にいる娘にも連絡をして、もう一人で生活は難しいんじゃないかって
話したんだけどねえ。
んんん。
その家庭、その家庭でいろいろあるのか、娘も来ず、息子からも連絡も来ず・・・。
以前はそんなことなかったんだよね。
ちゃんと連絡来て、「迷惑かけたね。とか今度一緒に暮らすから・・・。」とかちゃんと
挨拶もあったいとこたちだったんだけど・・・。
まあ、私には何もなくても、一応母はそのいとこからするとおばさんにあたるわけで・・・。
で、どうしてそうなってしまったかというと、その伯母さん。
息子にも娘にも、母にもほかの兄弟にも、ずううっと「死にたい、死にたい、早くお父さんに
迎えに来てほしい」ってそればっかり言ってたそうです。
で、それって、本音じゃなくて、淋しいからじゃないかって言ったんだけどね。
遅かった。
おじさんが亡くなって17年かなあ。
そのあと母も一緒に旅行行こうよとかたまには札幌に来ておいしいものでも食べようよ。
ってさそっても全然家から出なくてねえ。
で、電話をすればお金の話ばかりで・・・。最後ためるのが趣味。
息子、娘にやるのが趣味。って言っていたんだけど、母からすると
まずは、お姉さんが楽しく明るく生きているのをみたかったんだろうねえ。
私は姉妹がいないからわからないけど、やっぱり、母に対しても父に対しても
楽しく、明るく自分を生きてほしいって、一番思うのね。
まあ、お金は残してもらったら、ありがたいのかもしれないけど・・・・。
おかげで、自分が今食べれない訳じゃないからね。
そんでもって、7月ですわ。
「母がたおれた」ってこちらに連絡が来たのは。
それからすぐほかの伯母さんもつれて、お見舞いに。
もう、その時は脳の血管が切れて、意識不明の重体でした。
ドクターは「もう本人は何もわかりません」って言っていたけど、
私たちが行って「おばさん、おばさん」て声かけたら
目から涙が・・・。
私たちもちょとうるうる・・・。
ICUだったから15分ぐらいしかいられなかったけど、それが最後だったのね。
その日は帰りに高速で事故があってしばらく車が渋滞しちゃってね。
暑い日だったせいか、疲れて疲れて・・・。
なんか、やり切れなというか、なんて説明してよいかわからない感情があったわねえ。
そして、26日だったかな。
「今日6時48分、目をおとしました」との連絡が・・・。
覚悟はしていて、我々も用意もして、お店も2日ほど休ませてもらいました。

その時お電話いただいた方、この場をかりて、お詫びします。
ご迷惑をおかけしました。
で、お通やと告別式に参列し、あれよあれよって時間が過ぎて行ってねえ。
お骨を拾うときはどうも悲しいというより、人の死というものに何かしら
感ずるものがありましたね。
言葉にはできないけどねえ。
それからよ、それから。
帰ってきてからが大変。
どうも自分の体が抜け殻のような感じで。
つい最近までパッとしなかったかなあ。
母は母で、やはりおかしかったかなあ。
彼女曰く、「姉さんが死んで悲しいとか寂しいとか思うと思うんだけど、自分で死にたい、死にたい
って言っていて、その通りになったんだから、いいんだよね。」みたいな、自分の気持ちが
複雑で。変だ、変だってずっと言っていたのねえ。
わかるよね。その気持ち。
だから、この間のお墓参りで、おばさんのおかあさん。
例の着物を着たおばあちゃんに、わたしは「これでよかったんだろうか。
あの時(梗塞起こした時)のその後の対応はこれでよかったんだろうか?」
って、話してきたのね。
母は、しっかりとお姉さんに成仏してね。って言ってきたらしい。
そのせいか、帰りに大雨にあたって・・・。
二人で話していたのは、おばさんの涙で、我々の涙でもあるよねえ。
これで、少しはおばさんの気持ちも我々の気持ちも流されたのかも・・・って話をしてました。
ふむふむ。
それでも、なんとも新しい仏様に心の中で手を合わせております。

伯母さんへ。
「小さいとき、ゆかちゃん、ゆかちゃんとかわいがってくれてありがとう。
お正月、お年玉をくれてありがとう。
母が癌で入院した時、付き添ってくれてありがとう。
いつもきれいにお化粧して、素敵なおばさんでいてくれてありがとう。
数年前に母と三人でお墓まりに行ったのが楽しかったて言ってくれてありがとう。
そして、最後に私の伯母さんに生まれてきてくれてありがとう。
いつかまたどこかで会えるといいね。
じゃあ、ゆっくり休んでくださいね。おばあちゃん、おじいちゃん、おじさんによろしくね。」
優香より。