うっそでしょう。
実録!店舗移転奮闘記
2008.10.14

 あれあれ、久々に立て続けの日記を書いていましたら、息切れを起こしてしまいました。
この一連の事を忘れないようにと書き綴っているのですが、なんともはや、ありすぎで・・・^^;
そう、次に来たのは、K業者さんとすったもんだやっている時のある土曜日の打ち合わせの日でした。
K業者さんが困った感じの声で、私に相談したいことがあると言うのです。
神妙な趣で・・・。
「実は、お隣の方からこのまま工事を続けるのは止めてほしいと。そのように言われています。」
「へっ?」
「ど、ど、どう言うことですか。」
「いやあ、詳細は、こういうことです。
隣との境界は法律で50cmは離さなくてはいけないのです。」
「はい。知ってますが・・・。」
「それが、南側の方に店の玄関を持ってきたのですが、玄関の脇についている1メートルぐらいの柱がお隣との境界にぎりぎりだと言うのです。
それも、ご本人が言われているのではなく、こちらの持ち主、お父様が言われているのだと。もう、だいぶのお年とはきいてますが・・・。」
「どうして、ぎりぎりのところに設計をしたのですか。工事をする前にご挨拶にはいかれたのですか。」
「・・・。」
「挨拶には、これまで、数回行ってます。
工事をする前、どうしても足場を組む時隣に入ってしまう時も、きちんとお菓子折りを持って。今回ももちろんお父様に会わせてほしいと願っていったのですが、息子さんが全く無理だと言われ・・・。
自分達と同じ仕事なので、理解してくれるかと思っていたのですが・・・。」
そうなんです。
お隣さんは、建築屋さんだったんですね。
初めておうちにご挨拶に行ったとき、おばあさんが出てこられ、(たぶん今社長さんをされている方のお母さん。)うちも建築をしているので、建てる時は言って下さい。
と丁寧ねご挨拶をもらっていたのです。
「では、わたしが直接頼んで見ましょうか。お父さんと話が出来るようにね。」
とまあおばあさんもいい感じの人だったので、会長さんとはきっと会えばわかると思ったんです。
・・・でも甘かった。><
まずは電話でアポをとってと思い連絡をしましたら、後ほど帰ってくると。
それから、直接会いに行きました。
そうしましたら、まず出てきた従業員の方がとても
恐い目で私をにらみ、更に、社長はいないと言われ、
帰ってきたが、また出て行ったと。
では、携帯に連絡してもらって、もう一度来たい事を伝えたいと言いました。
「今回の事は大変申し訳ありませんでした。
業者さんの言われるままに見過ごしてしまったことも謝ります。ですが、もう基礎もしてしまっていますし、柱が片方ないというのは構造的にもよくないらしく、そこをお父様とお話したいのですが・・・。」
とまずはこちらの否をお詫びしました。
すると、
「あんた何考えてるの。だめなものはだめなんだから。それにおかしいんでないの。構造は俺から見てもなんとも無いはずだ。業者にやらせればいいんだよ。

「それももちろんですが、まずは、お父様がだめだと言われているのであれば、直接会って・・・。」
「ばかじゃないの。親父だって90過ぎてんだよ。
話が出来る状態じゃないだろう。あんたもしつこいね。おれがやれって言ってんだからやれよ。」
・・・・。
あまりにも頭ごなしに怒鳴られてしまったのです。
ああもこうもなく。
うちの業者から言わせると本人はその柱ぐらいいいって言ってるけど、お父さんがだめだって。と聞いていたので、これは息子さんもだめだって思っているんだなあと思いました。
それで、また改めてって言ったのですが、改めてもどうしても何回来ても無駄と言われました。
うっそでしょう。
まじめに、参りましたね。
お隣さんとはこれから長いお付き合い。
仲良くしていきたいと思っていたのですが。
いきなりで。
で、相当相手を怒らせることをこちらがしたのかなあと思いk業者にも聞いたのですが、こころあたりが無く。
ただ、お隣さんに、最初に図面も何も見せに来ないで。と言われたというのですね。
これか。
でも、建物を建てるときに、お隣さんにこういうものを建てたいのですが、どうでしょうか。
とお伺いをたてるものなのでしょうか。
それも私は素人でよくわかりませんでした。
まあそれは終わってしまったことですから、問題はこの場をどう切り抜けるかです。
Kさんたちとももう一度話し合って見ました。
そうしたら、彼らも「ここは準防火地域で、塀のぎりぎりまでも大丈夫なんです。だって市もきちんと許可をしているでしょう。それにこれは柱ではなく、フードです。」
とまあ、こちらさんもプロですからね。
逆切れとまではいかないですが、引かなくてね。
で、私も困り果て、ちょっと知り合いの設計士さんに
連絡を入れ、こういう場合どうするのが一番いいのかと相談をしてみたのですね。
そうしたら、やはり彼も経験者ですよね。
「結局はそのKさんが隣の建築屋さんに図面を見せて伺うのをしなかったのが原因ですよ。
本当ならそんなこともしないのでしょうけど、同じ業者ですし、そこが資材置き場として使っているからと言え、Kさんたちもまあいっかと言う気持ちもあったと思いますよ。だからここは先生、きちんとKさんたちにお隣が言うように50センチ離す様、なおしてもらうのが筋でしょうね。」
「なるほど。有難うございました。」
そっかあ。
ここでも、人の感情論が大切なんだってわかりましたね。
法律ではなんとも無くとも、やっぱりね。
それと、このことでもし私が相手の立場だったら、って考えたんです。
そうしたら、同じ業者同士だからこそ、挨拶のときに
こういう建物を建てるんです。
ここが少々接近しますがご了承願いますか?
の一言ぐらいほしいだろうなあって思ったんですね。
それと、もしかしたら、あの時他の仕事で、イライラすることあったんだろうなあって考えて。
まあ、もしお隣になったらこれも縁なのだから、
近くにきれいな花でも植えて、気持ちよくしてもらおうかなあって、そういう気持ちになったんですね。
それからKさんたちとの交渉が始まったんです。
本当はKさんが出した案は、工事が終わってから
つまり私どもに引き渡してから、後からフードとして
つけてあげると言ってきたのです。
それを建築士さんに言いましたら、そういうのはまず
しないと思いますよ。の一言。
そこで私も、するしないはもとより、Kさんの言い方が、引き渡した後は私とお隣の問題だから。と。
あとは好きにやってください。と言われていたのです。
それも無いじゃないですか。
つまり、我々業者は係ることではないと。
それって、責任放棄とも言えると建築士の方も言ってました。
私もそう思いましたね。
で、これではいかんと思い、「私もちゃんと見ていなかったのが悪かったのですが、Kさんもお隣が住まいをしていないからの感じで、お伺いもたてなかったのはいけないと思います。
よって、今回は図面がかわり、そのせいで形が少々おかしくても私は我慢しますので、直してください。」
と言いました。
そうしましたら、彼らも「そうですね。こちらにも落ち度があったと思います。では、直せない部分はご了承してもらい、きちんとお隣さんが言われるように変更しましょう。」
  
ここまでくるのに、何度となく話し合いをしましたね。
このときも疲れました。
まあ、なんとかこの状況を切り抜け前に進むことが出来たのですが、まず、次から次からと課題が降ってくるのです。
いつになったら、この課題を休む日が来るのでしょうか。
えっ 耳
天寿を全うしたら・・・。
なるほどですね。
お蔭様で、大変勉強させてもらってます。
今回のことも、お隣さんにも、Kさん達にも、Oさんにも、全てに感謝です。^^
後半に続く。

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