順番
こころ・たましい
2010.02.06

 寒い!と言ってからしばらくたちますが、
久々の寒波ですね。
札幌も冷凍庫の中にいるようです。
でも、この寒さがこないと、春は来ませんからね。
今、木々やお花さんたちは、じっとこの寒さを雪の下で耐えつつ、次の温かい太陽が出てくる春を順番待ちしているんですものね。
そう、順番って大切かも。
病もそうです。
実は、腰が痛い、頭が痛い、むくみがある、耳鳴りが
ある、咳が出る、肝臓の数値が悪い、疲れる、冷える、やる気が出ない、etc・・・。
まあ、病はあげたらきりないですが、その人その人で、一番訴える症状に漢方を作ってもなかなか効果が出ない場合があります。
これは、こちら側からすると一番辛いところに行って
ほしいのですが、体に入れると、体が判断して
まずは、この部分、次に別な部分という具合に順番に行くのですね。
それが先にわかっていれば、まずは周りから行く場合もあります。
例えば、生理痛があってもこの方は水分が余計にある
事がわかれば、水分が取れるものを先に飲んでもらいますし、血がたりないようならそれを補ってから、
痛みをとるものを処方しますね。
その結果、生理痛が取れていく。
順番あるんですねええ。
更に、大分良くなったけど、もうあと一歩とか、
もしくは、繰り返して症状が出る場合は、これは、
心の引っ掛かりが悪さをしている時があります。
この心の状態も、順番があります。
最近、よい言葉を言うと幸せになる。
当然悪い言葉を吐いては、いけない。
ポジティブに、明るく、元気が一番。
とまあ、これは至極当たり前のことかも知れません。
ですが、逆に言うと悪い言葉、醜い言葉を吐いては
いけません。ネガティブはもってのほか。
などと言うメッセージが隠れてしまいますね。
だから、病気になっている自分はダメで、元気な
自分がOK。
つまり、「何かがなくては、こういう状態でなくては」というのと自分を同一化してしまうと、心に引っかかりが出てきてしまうのかもしれません。
例えば、親と、友人と、知人と何かのきっかけで、
怒りが出てくるとします。
その時、いやいや、こんな怒りはいけないので、
その人のいいところを見よう、相手を怒るのは、
私が不十分だからだ。
なあどと、考えるちゃうと、その時は怒りが収まったかのように見えますが、実は、その怒りにただふたを
しただけになります。
そのふたをしたでは、今度怒りという感情がありがたいことに?熟成してくれるわけで。
それがまた膨大な量に変化もし・・・。
ここぞというとき、爆発をしてしまいます。
そして、また自己嫌悪に陥る。
これを繰り返してくると、自分を責めてくるので、
体にも症状が出てくるわけですね。
まあ、これも順番といえば順番通りかな?^^
それでは、どうしたらいいのかってことですが、
やはり感情は出たとき出たとき処理をするといいかも
しれませんね。
やり方は人それぞれですが、私の場合は、怒りが出てきたら、「今私は怒ってる~。」と心の中でも叫んじゃいます。
それから、怒りをちょっと私から離して見てみることにするんですね。
この怒りはどうしてだろうと。
まずは、「あの人のああいうところが怒るんです。」
とか、「あの人があんなこと言うから・・・。」
とかね。
その次に、ほいならこれってどこかで昔同じような言葉とか体験してなかったかなああ。と考えて見ます。
そうすると、「そうだ、親父もそんなこといっているひとだったなあ」とか「だれだれちゃんにいわれたなあ」などとまた見えてきて。
で、次は「そっかあその時私こんな風にいわれたかったんだあ」とか「そうそう、あの時は私が先にひどいこといったからだったよねえ」
となり、
結局、そう考えていくうち、今現在怒っていることが
昔の経験からきているのではという、客観的に見えてくるのです。
そこで、自分に対し、「その時はしかたがなかったんだ」「怒りはとうぜんだったんだ」と言う許しの言葉をかけるわけです。
とすると、「なんと言うことでしょう。」(ビフォーアフターのように・・・^^)
すうっと気持ちが楽になり、おのずと今目の前の怒っていた人に対し「彼もしかたがなかったのかなああ」「彼女だって苦しかったかもしれないなあ」「いつも
助けられられていたなあ」などとポジティブな感じも
感謝の気持ちも出てくるわけです。
無理をしなくてもね。
その順番を逆にすると、ずううっと心のわだかまり
もあるし、それが体を蝕んでいくことにもなりかねません。
病の起こる場所にはそれぞれの感情のエネルギーが
あるといいます。
約4000年前の漢方でも、病の原因として、生活素因をあげ、その中でも七情といって、喜・怒・思・憂・悲・恐・驚の7種類の感情や、その激しい精神刺激は、直接臓腑気血の機能を失調させると言っています。
肝臓は怒り、肺は悲しみ、胃腸は思い憂い、心臓は喜び・腎臓は恐れ驚きなどが考えられますね。
更に、左半身に症状がでるとお母様との関係、
右半身だとお父様。
肩こりはなんかを抱えていることで、頭痛は考えたくもないようなことがあるとか、指示を受けたくないとか、子宮は自分や他の人達に滋養を与えるのが困難など…etc・・・。
まあ、順番はあるんですねえ。
この順番をキチンと踏んでいくと、自然と病がメッセージだと言うことがうなずけます。
ただ、病になってしまったのならば、元気にするのも
考えるにもまずはエネルギーが必要なので、それが一番先ですかね。
さってと、今私の順番は・・・。
ぐう~。
うふふふ。お腹が減ったと言ってくれているので、
腹ごしらえが先ですね。
では、では、もう少しこの寒さに耐えつつ、
春の陽気があがってくるのを待つとしましょう。
    鍊順番・順番鍊  

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