親子連鎖
「やまと」の現場から
2008.02.04

 
 鬼は外鍊 福は内鍊
昨日お店がお休みだったので、今日豆まきをしました。
この習慣は、昔から受け継がれてきたものだそうです。
そう、習慣と言うのは受け継がれるもの。
それも、心の習慣までも受け継がれてしまうものかも知れません。
特に、家族間で。
先日もある悩みを抱えた方がいらっしゃって、
その悩みはお孫さんの事でした。
4歳になるお孫さんがアトピーと喘息をお持ちだと。
お母さんはいかがしたのですか?
と言う問いに、実は・・・。
今、娘さんはやる気が出ず、引きこもられたままで、
子供さんの面倒も見れず、病院の薬漬けだそうです。
当然、おうちの事が出来ないので、ご主人のお母さんに子供さんを見てもらい、娘さんは別のところに行き
お母さんが毎日のようにそこに通われて。
・・・。
よくよく話を聞きますと、以前からもこのような状況にあったと。
良くなったり、悪くなったり。
病院にも入院はしましたが、それでも良くならず。
彼女曰く、はじめは自分が全てをしなくてはいけないと思い、子供が出来て生まれても、全て手を出していたと。
それから娘さんは、どんどん薬が増えて、今では
自分が何かを言うと、すごく反抗するのだそうです。
更に、お母さんが少しでもお友達と息抜きをしようものなら、逆切れされて。
ぷらす、ご主人のお母様も、毎日、毎日、もう限界だの連続で。
3家族がニッチもサッチも行かない状況らしく。
・・・。
まずは、お母さんがこちらにいらしているので、
お母さんから話をお聞きしようと思いましたら
彼女もまた色々勉強されたのですね。
自分が娘をこのようにしてしまったと。
自分の行いが全て悪かったと。
それで、今は娘にどうのこうのとは一切言っていない
のですが、薬は増える一方だし、あちらのお母さんも毎日のように怒鳴ってくると。
では、どのようにしたいのですか?
お母さんは。と聞きましたら、
やはり、このままでは娘の家族はダメになってしまう。3人で、暮らせるようにしてあげたい。
でも、向こうのお母さんは、嫌だといいながら、孫を離したくないようで・・・。
それから、2.3問答をしたあと、
私から、是非そう思ったのであれば、真剣に
向こうのご家族とも、娘さんご家族とも向き合ってくださいと。
生半可にすると、このまま、お嬢さんは廃人になってしまう・・・。
そうなんです。
私もこの道に入って、沢山の薬を飲んでいる方を見てきました。
その方々の中で、取りたいと思って取れている方はいいのですが、やはりとることが出来ず、どんどん薬が増えてしまって、その娘さんのように、20種類近く
精神薬を飲んでいると、目はうつろになり、朝からボーとして、最後にはよだれをたらし、ろれつもまわらなくなります。
そして、入院されたままになってしまう。
それは間違いないので、きついようですが、はっきりと今しかないと伝えました。
それも、本気でぶつかりあわないと答えは出ないのでは・・・と。
それを話しましたら、彼女も当然そのところを気にされていたようで。
でも、もう彼女としてもいっぱいいっぱいだったのでしょうね。
ここに来るまで、沢山彼女なりに、娘のためと思い
色々やってきたようです。
だから、これ以上何をすれと言うのか。
そんなお気持ちだったのでしょうかね。
それでも、1つだけしていない事があるのではないかと。
そう、今までは、娘、娘と言っていたけど、とうの彼女はどのような環境で、育ったのか。
もしかして、彼女の心の中にも、大きな塊があるんじゃないかなあ、って聞いてみたのね。
そうしたら、彼女自身、小さい時にお母さんを亡くされその後妻に来てもらった今のお母さんに育てられたそうです。
その後妻さんは、とても規律正しいお母さんで、
彼女が中学の時にはもう、弟さん方のご飯支度をされていて、高校も結婚も全てお母さんの言われる通りにしてきたらしいのね。
だから、結婚してもずっとずっと泣きっぱなしで。
いつも泣いていたって。
その涙はどんな意味だったのかは聞きませんでしたが、そんな時ご主人はご主人で、小さいときにお父さんを亡くされて、他の親戚に育てられていたらしいので、彼女の泣く姿を嫌がったそうで。
そうだわね。
泣いている彼女を真っ向から向き合えなかったわけで。
それから娘さんが生まれても一切ご主人も何も手を貸さず、泣けばうとまれ、その娘さんを抱いて、よく1人で、公園に行っては涙を流し。
何かあってもお母さんに相談すれば、何でもお前が
甘やかすからそうなるんだ。
こうすれ、ああすれと、子育てにも文句をつけられ。
それなのに、今現在は娘さんは引きこもってしまって、子育ても出来ず、彼女に対しても敵対意識をもち、母さんが悪い、母さんが悪い。
だから彼女は自分さえこの世にいなければ、娘も旦那もいいのではないかとさえ考えた、涙ながらに語ってくれました。
・・・。
彼女も1人で、頑張ってきたんだよね。
私もついついもらい泣き。
でも、ここで、彼女がいなくなっても何にも解決にならないんじゃないかな?って聞いてみたら、
今はそう思っているそうで。
そのエネルギーを是非、自分の中にある、悲しみも辛さも、怒りもぜええんぶ出しちゃおうよって。
それから、それから、育ててもらったお母さんとの
関係をしっかりと修復していくと、必ず娘さんも
変わってくるから。
立ち直れるエネルギーが出てくるから。
絶対求めれば与えられるから。
そう、彼女に言いましたら、一筋の涙を流した後は
目が光輝ていました。
この一連のご家族の関係を見ていくと、これがいわゆる親子連鎖というらしいです。
親が子に、子がまたその子に。
どんどん同じように受け継がれていく心の癖。
もちろん受け継がれなくてはいけないものは、この世に沢山あるでしょう。
でも、どこかで断ち切らなくてはいけない、
断ち切ることが皆の幸せにつながるものもある。
上記のような例は特別ではありません。
当店では、沢山このような親子連鎖で苦しんでいる方がいらっしゃいます。
それは、ご年配になった方もいれば、今まさに子育てで悩んでいる方。
もしくは、私のように家族は作っていなくても、
親や祖父母との因果関係に苦しんでいる方もいます。
何処の時点の人でも、その人を中心に変わって行ければ、上も下も横も周りの全ての人が変わっていきます。
それにはまず、悩んでここに来ている人から
始めます。
自分を見つけることから。
それには、相当の体力と、時間が要求されますね。
人はそれぞれの時がある。
といつも言っていますが、今彼女もその時なのではないでしょうか。
私は彼女が自分の命を絶つエネルギーを
自分を見つめ、癒し、育てなおすエネルギーに
使っていただける事を祈ります。
これが、彼女のしなくてはならない事かもしれません。
私にできることは、この親子連鎖を彼女のところで、
きれる事を応援する事ですね。
必ず悪い連鎖はきれます。
今辛くて、苦しくて、親子連鎖の真っ只中にいる
方も、必ず求めるときれます。
恐がらないで・・・。
あまりの辛さに、逃げたくもなるでしょう。
あまりの悲しさに、誰かに甘えたくもなるでしょう。
あまりの苦しさに、命を絶ちたくなることもあるでしょう。
そのように思うのは、それはそれで、必要な時期なのかも知れません。
でも、ようく考えて欲しいです。
必ず、光はさしています。
答えもあります。
解決索もちゃんとあります。
自分の中に・・・。
これからも、親子連鎖に歯止めをしたい方々に
エネルギーをあげたれたらなあ、って思っています。
今、悩みをお持ちの皆さんにも、自分を見つめるエネルギーが出てくる事祈っております。
 当然鬼は外鍊福は内鍊ですね烈                    
 

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