いつの間にか。
あらあ、いつの間にか、7月ですか。
どうしてこんなに時間の経つのは早いのでしょうか。
いつだったか、ある本に、大人になって時間が早く
感じるのは、代謝能力が落ちたから、というのを読んだ事があります。
子どもの細胞は代謝能力が早いので、どんどん新陳代謝をします。
そうすると、時間が過ぎるより早い代謝をしているので、時間を遅く感じ、また、大人はその逆だそうです。
代謝が遅いので、細胞の入れ替わりも遅い。
だけど、時間の過ぎるのはいつも同じ。
だから、時間のほうが早く感じる。
で、いつの間にか。
ですね。
そう、そのいつの間にかを今しがた感じました。
それは、自分からの提案に・・・なのですが・・・。
話は約半月前にさかのぼりますが、
ある勉強会がありました。
と、いいますか、あるメーカーさんの社長と一対一の勉強でして。
私からお願いをしたのですが、そこで、漢方の話をしました。
ちょっと気になっていた事があったものですから。
そうしたら、何故か漢方の話に夢中になり・・・。
どんどん専門的になって行って。
その時はとても楽しく、理解をしました。
その際、横で聞いていたメーカの営業マンの方が、
漢方のことがチンプンカンプンだったそうです。
そうですよね。
専門用語はとてもじゃないけど、一長一短では覚えられないのが当たり前です。
特に漢方専門メーカーであっても難しいのにねえ。
それで、次の日当店にその営業の方がいらして、「先生、何から勉強すればいいんですか。何か良い本あれば紹介してください。」との事。
それを聞いていた当店のスタッフが、またまた
「先生、私も漢方勉強します。」と。
まあ、こんな嬉しいことはなかったです。
いままで、当店に来てくれていたスタッフに、どんなに漢方を勉強してもらいたくても、私の独りよがりだったのでしょうね。
大分嫌がられていて。
そのトラウマがあるせいか、それとも、今回のスタッフに対しては待とうという気持があったのか。
なにせ、彼女からアクションがあるのを、じっとこらえていて、それが、突然やってきて。
もう、涙流して、喜びました。
(陰でですけど・・・。)
これも、メーカーの社長がわざわざ私のために来てくれて頂いたお陰と、思いました。
そして、その後、ある漢方薬局の2代目になる先生と出会いました。
この先生は、突然先代のお父さんがなくなられて、急にお嫁に行っていた沖縄からかえってこられ、漢方薬局をすることに。
でも、彼女は漢方のことを詳しく知らず、それで、私の行っていた勉強会を紹介したところ、全然わからなかったと。
そして、ほかの勉強会にも行っているようなのですが、難しすぎると。
それを聞いて、ちょっと、脱いでしまったのです。
えっ?何を。というのは、優香姫の人肌ですね。
きゃああ、って、あなた。
まだまだいける?いえ、そうじゃなくて。
もちろん、一肌のほうです
まあ、私でよかったら、漢方の基礎ぐらいなら伝えれるかも。と提案をしちゃったんですね。
そうしたら、彼女から、昨日の当店の勉強会にも来てもらっていたので、お礼もあったのですが、
「10年後には、優香先生のようになりたいと。」
これまた、嬉しいこと言って貰って・・・・。
上げられてしまったのです。
あいやあ。
と思ったのもつかの間。
はっと気づけば、ついこの間まで、漢方の勉強を教えてもらう立場だったのが、いつの間にか、次の世代に
伝える立場になっていたとは・・・。
ある漢方専門メーカーの営業マンからは、先生が次の世代の先生方を引っ張って言ってください!
などなど。
いや~ん。
まだ、引っ張ってもらいたいのにいいい。
と、甘ったれた声をだしても、当店のスタッフは
引くだけでした。
だははは。
ただ、これは偶然にしては繋がっているような気がしたのです。
これだけ、漢方、漢方と続くというのは・・・。
それも、若い方々の意欲が、私の周りにあるというのも、偶然ではないような。
これって、私にもう一度漢方を勉強せいよ。という事もあるでしょうね。
で、仕事の上に仕事を自分で作ったようなものですが、よく考えると、これまで自分も沢山の先生方に助けられ、色々教えてもらって、今日あると思いました。
そろそろ、その教えを次につたえ、還元していくときが来たのかと思います。
ですが、まだまだ私も学びの途中。
伝えることを勉強させてもらうのも、相手の為以上に、自分の為になりますからね。
私の勉強にもなるし、またこの業界での切磋琢磨をしていけば、良い風も吹くでしょう。
「いつの間にか。」
ですが、そう思うのは、年をとったということでしょうか?
いやいや、今まで、無我夢中にやって来たともいえますね。うふふふ。
前向き、肯定的ね。
そろそろ、土台から、1階を作る段階へ入ったようです。
いつの間にか・・・。
自分の出きる事からやっていこうっと。牢
PS:人に伝えるには、自分が一番勉強しなければいけません。これは一番私が漢方の勉強をし直せと、天からの命令でしょうね。
あいやあ、また、からとうざかります。
一応?感謝ですね。
うふふふふ。秊