母を越えた母性
ふう~ぅ。
ため息するたび幸せが逃げる・・・と聞いたことあるけど、漢方では、ため息は、肝臓をマッサージしてくれると言うのね。
まあ、わたしのため息は、マッサージをしてもらいたくてしているわけでは、ありませんが・・・。
最近、当店にはとても若い方々がご相談に来られるのね。
若い方はエネルギーがあって・・・と言いたいところだけど、無いからうちに来るんだけど・・・。
この間、その彼女(彼)らがお話して帰った後に、
思わず泣けてきちゃってねえ。
何で?って。
そう、彼女(彼)らの話の内容はそのことには全然触れていないのに、急に彼女(彼)らの、とっても深い
孤独感と、寂しさが伝わってきてねえ。
なんともはや。
一緒にいたこちら側だけが、その感情に浸ってしまい
・・・。
つつつううううーーーー。
ってね。
涙が自然とこぼれてきて。
で、私が彼女(彼)らの孤独感と寂しさにどのように
してあげれればいいのか、何かしてあげたいなああって思ったんだけど、何をしてほしいかわからなくてねえ。
もちろん、話を聴いて、沿って、汲んでぐらいは当たり前のようにできるけど、技法じゃなくてさあ。
で、これは、やはり若い人のことは若い人に聞こうって思って、当店のスタッフに聞いたのです。
孤独感や寂しさのある人には何をしてほしいかと。
話しながら、「やっぱ、抱く事かねえ」って言ったら、
彼女も、「うん、それっていいですよね。わたしも母親に抱かれてみたいって思うことありますよね。」
「そっかああ。そうだよねえ。おっきくなっても、母親は母親だもんねえ。」
すかさず彼女は、「母親と言うよりは、母を越えた母性かな・・・。」
「・・・・。うまい。^^;・・・いや、そうじゃなくて
なるほど~。」
「・・・・。」
「母を越えた母性にねええ。母性に・・・。」
「そいじゃ、先生が抱っこしてあげる^^」って両手をひろげたら、
「ちがうっって!」と
間髪いれず断られましたが・・・。
てへへへ。
でも、そうなんですわ。
彼女の言うとおり、孤独や寂しさを抱えている人は
肩震わせてるんだよね。
言葉じゃないんだなあ。
私の師匠とする先生がいつも言う、「病を治すは愛なり」なのよねえ。
それが、この言葉でしっかりと気づけたかも。
感謝だわね。
だから、抱いたるって、言ってるのに!
まあ、わたしなんかより、かっこいい男の子のほうが
ええんでしょうが。
あったりまえか
へへへへ。
また、抱きしめると言うかぬくもりって言うのも大事
なんだろうしね。
人と人のぬくもり、命と命のぬくもりかあ。
だから今動物買う人も多いのね。
んんんん。
みんな孤独で、寂しいのかあ。
まあ、私も寂しくないといったら、ウソになるけど、
どうもその、彼女が言った、母を越えた母性に
包まれている気が、以前からしていたような。
感覚なんだけどね。
なんだろなあ。
わかんないけど、だからなんとなく大丈夫って
いつもいえるのかなあ。
んんん。
見守られているような、そばにいつもいるような。
誰に?
誰だろう?
いつのころかなあ。
ぬいぐるみと寝なくなってからかなあ・・・。
・・・。
でへへへ、つい10日前の16日に14歳(1と4の数字の年)の誕生日を迎えた
人がする発言ではないですな。
って、それは相当前ですけどね。
当たり前か。
まあ、ちと、センチメンタル的になっていた優香姫でした。
春だし、私もちょっと気分ダウンかなあ。
・・・いや、年をとったと言うことか。
ちょっと、おばさん的発言でした。
でも、優香姫が「ちゅう 」したるって
言ったら、どうもみんな嫌うんだよなあ。
これまた、おじさんくさいわね。
いかん、いかん。
孤独感と寂しさに震える子供たちへ
母を越えた母性の愛が降り注ぐこと
祈っています。